グリセリン浣腸技術 方法と根拠

閲覧数4,747
ダウンロード数7
履歴確認

資料紹介

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

基礎看護学方法論Ⅲ 単元:排泄することを整える援助技術
グリセリン浣腸技術  
援助内容 援助方法とその根拠 床上排泄の目的 ・自然排便を促すためのケアを行っても、効果が得られない場合に、肛門からグリセリン液を注入することにより排便を促す目的で行う。 適  応 ・結腸内に便塊があり、自然排便が期待できない場合
・検査、手術、分娩の前処置として行う場合 【1】グリセリン浣腸の全過程で対象の反応を読み取る
【2】グリセリン浣腸の開始・中断・継続、実施後の評価をするための反応を読み取る
【3】対象の反応に合わせた準備
【4】対象の反応に合わせたグリセリン浣腸の実施
【5】グリセリン浣腸の目的が達成されたか対象の反応を確認し報告・記録する。
【6】対象を尊重しよりよい関係を築く
【1】グリセリン浣腸の全過程で対象の反応を読み取る【対象条件】
発達段階:20代
健康状況:歩行可能。3~4日排便がなく、腹部の張りを訴えており、医師より50%グリセリン浣腸120mlの指示を受ける。
生活状況:入院前は排便1回/1日 自宅では洋式便所使用。浣腸の経験なし。病室は4人部屋の窓側である。
①グリセリン浣腸...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。