中止犯

閲覧数2,415
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    問:AはBに対して殺人の故意をもって短刀で斬りつけたところ、大量の血が吹き出し、怖くなってそれ以上の犯行を断念した。

    タグ

    中止犯犯行断念刑法総論

    代表キーワード

    中止犯

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    中止犯

    問:AはBに対して殺人の故意をもって短刀で斬りつけたところ、大量の血が吹き出し、怖くなってそれ以上の犯行を断念した。
    1、本問では、Aのなした行為が未遂犯として刑の任意的減軽の対象となるのか、それとも中止犯が成立し、刑の必要的減免となるのかが問題となる。

    2、まず、未遂犯について刑法43条本文は「犯罪の実行に着手してこれを成し遂げなかった者は、その刑を減軽することができる」と規定する。そして、中止犯は刑法43条但し書きにより「自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する。」と規定されている。43条但し書きの必要的減免の根拠については、犯罪成立要件の枠を超えた政...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。