佛教大学 通信 日本文学概論 第1設題

閲覧数3,495
ダウンロード数26
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学通信学部「R0111 日本文学概論 第一設題[国学の歴史と日本文学研究の歴史を調べ、その類似点と相違点および問題点をあげなさい」のB判定 レポートです。 提出後、手は加えていませんので、誤字などに注意してください。 2011年度課題ですので、内容が変わっているかもしれません。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国学の歴史と日本文学研究の歴史を調べ、その類似点と相違点、および、問題点についてまとめよ。
    1.日本文学(または国文学:以下、日本文学で統一することとする)に関して
     文学という語は①「鑑賞の対象としての文芸作品」、②「①について書かれた評論、研究」などの二つの意味である。そして、文芸作品とは文による芸術作品という意味である。ということは、文学は芸術性を備えた上に、言葉を媒体とする具体的な内容、様々な感情や思想性を持った言語芸術作品ということになる。
     また日本文学の日本は、多少の例外はあれども「万葉集」、「源氏物語」「古今和歌集」、「平家物語」、井原西鶴、芭蕉、夏目漱石…など中世までは奈良や京都、近世になってからは大阪・京都・江戸または東京で書かれたものを指していることが多い。
     よって日本文学は「日本(歴代の政治・経済の中心地)で生まれた言語芸術作品」と考えるのが妥当と言えるであろう。
    2.日本文学研究とその問題点
     このように日本文学の「文学」の基本的性格は言語芸術作品である。よって日本文学研究とは、主に「日本(歴代の政治・経済の中心地)で生まれた言語芸術作品」の研究を通して、日...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。