日本語における言語と性差

閲覧数1,775
ダウンロード数0
履歴確認

資料紹介

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

言語と社会

日本語における言語と性差

はじめに

 私は講義を受けているうちに日本語に見られる性差に興味を持った。日本語には、「~だわ。」「~よ。」といったような女言葉が存在する。しかし、実際の会話で使われている場面にはほとんど出会った事が無いので、その存在に対して疑問に思ったのだ。また、女偏の漢字に「嫌」や「奴」など悪い意味の漢字が多いという事を授業で知った。その事を知ってから急に女偏の漢字の中で悪い意味のものばかり目につくようになってしまった。そこで今回は日本語に見られる性差、特に女言葉と女偏の漢字について考察したいと思う。

 

1.日本語に見られる女言葉について

 始めにも述べたように、日常の会話では女言葉を使う事はほとんどない。あるとすればくだけた友達の間でふざけ合っている時くらいである。では、私達が女言葉を聞くのはどのような場面か。
1.1 女言葉が見られる場面

 女言葉が実際に見られる場面を身の回りや文献から調べた。多くみられるのは、漫画やアニメ、映画、教科書、小説などであった。

映画の中で女言葉が多く見られた作品に、宮崎駿監督「魔女の宅急便」がある。以下はそ...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。