社会科・公民科教育法Ⅱ

閲覧数2,815
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    教材全体を精読し、次の中から1問選択し、番号に必ず○印を付けて答えなさい。
    1 第一章「現代社会」の教育内容に深く関連すると思われる自分自身の体験を一つ取り上げて、教材の記述を引用しながら述べなさい。
    2 第二章「倫理」の教育内容に深く関連すると思われる自分自身の体験を1つ取り上げて、教材の記述を引用しながら述べなさい。
    3 第三章「政治・経済」の教育内容に深く関連すると思われる最近の出来事や事件を1つ取り上げて、そこに横たわる問題を、教材の記述を引用しながら論じなさい。
    [引用文は「 」で括り、引用箇所がはっきりわかるように、その文が存在する頁を( )で括って明示してください]

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    公民という教科が「現代社会」、「倫理」、「政治・経済」の3科目からなることを知ったのは、私が大学生になってからである。今から16年前、私が高校3年生だった1994年に、高校の社会科は第1学年から地理・歴史科と公民科に分かれた。私の高校では確かに「倫理」の授業が導入されたが、今から思えば手探り的な内容であった。受験教科ではなかったため、キリスト教の「アガペー」や「隣人愛」について教師が講義している間、生徒たちは「日本史」と「世界史」の暗記を内職しながら聞いていた記憶がある。
    「公民」の「公」は「公共」の「公」ではなく、「公民」とは「公務に参加する権利と義務を有する市民」のことである。大辞泉によると、「倫理」とは「人として守り行うべき道。善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるもの。道徳。モラル。」とされている。すなわち、「倫理」は「公民教育」におけるモラルを学ぶ科目であり、また中学校の「道徳」や「総合的な学習の時間」、「特別活動の時間」の延長上にある科目でもある。「公民」は先哲たちが悩み考えた「人間らしく生きる」ことを踏まえながら、現代社会にどのようにコミットしていくかを学び考えるリベ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。