【本文】公的金融縮小下における地域金融市場の在り方~第2地方銀行・信用金庫のパネルデータによる実証分析~

閲覧数3,343
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 22ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料に関する説明及び紹介文句を入力してください。
    (検索、露出及び販売にお役立ちます)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    <別紙>
    公的金融縮小下における地域金融市場の在り方

    ~第2地方銀行・信用金庫のパネルデータによる実証分析~
    2011年12月
     公的金融縮小下における地域金融市場の在り方

    ~貸出金利の地域間格差要因から~※
    2011年12月

    本文要旨

     

    「官から民へ」という理念の下、公的金融による中小企業向け直接貸出は年々減少傾向で推移している。限られた公的金融の原資を有効に使うためには、使途の「質」に一層着目していく必要がある。言い換えれば、民間金融機関にテイクできないリスクに関し、「補完」の目的で政府が公的金融という形態で手助けしていく必要がある。この際に前提となるのが、完全競争の下、民間金融機関の経営が効率的に行われ、適切な貸出金利で融資を行い、情報生産能力を用い、積極的な融資を行えていることである。

     我々は第2地銀、信用金庫の統廃合が進んだ、2006~2009年度の最新のデータを用いて中田・安達[2006]と同様の分析を行い、その推定結果を「比較」することで、その変化から金融機関の統廃合の影響が貸出金利にどう影響を与えたのかを検証した。

     その検証の結果、“地域金融機関の合...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。