地誌学通論 第2回 「三圃式農業、隠岐「牧畑」比較、異同」 評価A 2009

閲覧数1,912
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    地誌学通論
    第2回目「(1)ヨーロッパにおける三圃式農業の起源および現在の実態を、自然環境のありようと関連させてまとめよ。また、それと日本の隠岐諸島においてかつて行われていた「牧畑」とを比較し、その異同について述べよ。」のレポートです。評価はAでした。2009年の問題です。参考にしてください。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    地誌学通論
    2009/3
    第2回目
    (1)ヨーロッパにおける三圃式農業の起源および現在の実態を、自然環境のありようと関連させてまとめよ。また、それと日本の隠岐諸島においてかつて行われていた「牧畑」とを比較し、その異同について述べよ。 
    三圃式農業は中世ヨーロッパの典型的な農法で、農地を三分割し夏穀物(オオムギ、エンバク、マメ科作物など)、冬穀物(コムギ、ライムギ)、休閑放牧地(羊、ヤギ、牛)の順で輪作する。これは19世紀初期まで地中海沿岸を除く各地で行われていた。(『最新地理学用語辞典』 110頁)
    三圃式農業の起源は、紀元前6000年頃に中東の肥沃な三日月地帯から地中海東南部に農業がもたらされ、その後地中海沿岸地域において古代地中海式農業が形成されたことにはじまる。(108頁)古代地中海式農業は土地がやせるのを防ぐために、一年おきに交互に作物(大麦、小麦など)が栽培されていた。また同時に羊やヤギなどの家畜が飼育されていたが、このときはまだ牧畜と作物栽培の有機的な関係はなかった。(109頁)その後古代地中海式農業は北に伝播し、三圃式農業へと発展した。三圃式農業は上記にある牧畜と作物栽培...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。