リポート作成の際に参考にしていただければと思います。
『保育所における乳児保育の意義を述べ、さらに乳児の発達特徴と保育課題及び保育上配慮すべきことについて、「0歳児」「1歳児」「2歳児」と年齢ごとにまとめよ。』
近年、共働きやシングルマザー・シングルファーザーの増加により、保育所に通う乳児・低年齢児は増加の一途をたどっている。それに加え、近所づきあいによるコミュニティが減少し、自分と他人の境界線がとても深くなってしまった為、育児のノウハウが全く分からない親の増加がある。ここで育児に行き詰まり、最も影響が出やすいのは、子どもをおいて他にはいない。また、母親にも悪影響がでてきて、このままだと悪循環のスパイラル状態になってしまうだろう。特に、物心がつく乳児期に、適切な親子の信頼関係を築けなければ、将来になっても不安が色濃く残ってしまう。それを改善するために注目されてきたのが乳児保育である。
一人の子どもが、人間らしい生活や発達の機会を常に保障されていることは、子どものより良い成長・発達のために、とても大切な条件である。しかし、現代では家族の人数も少なくなっていたり、家庭ではどうしても大人の生活スタイルを中心とした生活が余儀なくされている。大人...