評価:教師カウンセラー、スクールカウンセラー、それぞれの取り組みの特徴についてよく述べられている。 としてA判定
引用ページを最後に書いていますので、わかりやすいと思います。
参考にご覧下さい。
学校カウセリングの意義、方法および今後の課題について述べなさい。
「カウンセリング」とは言葉による話し合い中心で行う相談活動のことで、クライアントの自己治癒力を、再び発揮できるように援助することである。カウンセリングは大きく分けると二種類に分別でき、「治療的カウンセリング」と「発達援助的カウンセリング」に分けられる。簡潔に言うと、治療的カウンセリングは専門的な知識と技術を用いて、病状や病気を治療するのに対し、発達援助的カウンセリングは、治療すなわち、症状や病気を治すことが目的ではなく、子どもの人格(心的構造)がバランスよく発達を遂げるよう援助することが目標である。学校カウンセリングといえば、多くはこの発達援助的カウンセリングをさす場合が多いといえる。
この学校カウンセリングという新しい世界を切り開き、発展させるきっかけになったのは、1995(平成七)年度からスタートした文部省のスクールカウンセラー事業である。学校カウンセリングは、誰が行うかという違いから、教師が行う教師カウンセリングと、スクールカウンセラーの行うスクールカウンセリングに分けられる。ここからは、両者を比較検討しつつ、教育...