自己流大学レポートの書き方を紹介します。出典や引用文は形式的なものですので,ここ
では,私がレポートを書く際に具体的にどのように思考し書いていくかを紹介します。
1,まず大学においてレポートを書く意味を考えます。大学におけるレポートは社会に出
たときの準備だと言われますが,実社会で求められるレポートは,例えば会社に所属して
いるならば,社内の上司に対するレポートや会議に使用するレポート,また社外の取引先
に対するレポートや謝罪のためのレポートなど,その意味は多岐にわたります。
そのように考えた時,大学におけるレポートとは,一点に絞られます。つまり大学におけ
るレポートとは,その分野の学習度合いを客観的に判断できるものとして求められるので
す。その意味で,提出することに意義のある中学,高校での作文や読書感想文とは違い,
学習内容を踏まえた質が求められるのです。
繰り返しますが,大学におけるレポートとはその名のとおり自らの学習の習熟度を客観的
に大学に報告するために書くのです。この点を認識した上で作成するのか,ただ求められ
たからやみくもに作成するのかでは大きく出来に違いが生じることになる...