西洋史第1設題

閲覧数2,663
ダウンロード数9
履歴確認
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

  • ページ数 : 5ページ
  • 会員550円 | 非会員660円

資料紹介

2012年度 西洋史のレポートです。

第1設題:テキスト『ギリシア神話:神々と英雄に出会う』について。
古代人にとってギリシア神話はどのような意味をもっていたのか。
またそれは後世にどのように受け継がれ、どのような影響を与えているのか、具体的な礼を挙げながら論じなさい。

タグ

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

テキスト『ギリシア神話:神々と英雄に出会う』について。古代人にとってギリシア神話はどのような意味をもっていたのか。またそれは後世にどのように受け継がれ、どのような影響を与えているのか、具体的な礼を挙げながら論じなさい。
1.古代人にとってのギリシア神話の意味
 ギリシア神話は古代ギリシア諸民族によって生み出された神話・伝説を中核とし、その他様々な伝承や挿話の要素が組み込まれて作り上げられた、世界の起源と神々や英雄たちの物語の総称である。ホメロス・ヘシオドス(紀元前9-8世紀)らによって大綱が与えられ、ローマ帝政期には体系化が行われた。また古代ギリシア市民の標準教養としてだけでなく、広く古代地中海世界における共通知識としてギリシア人以外にも広く知れ渡っていた。さらにはのちの西欧文化にも広く深い影響を及ぼしている。現在でもギリシア神話はわれわれの身のまわりに息づいているのだが、実際に神話が創作され、伝承されていた時代、古代人(特にギリシア人)たちにとって神話はどのように受け止められ、どのような意味を持っていたのだろうか。
 古代と一言で言ってもその時代には前8世紀頃から後7世紀中葉とされる...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。