VE-6 獣医師国家試験対策 初乳 母子免疫

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資料紹介

国家試験対策のために作成した完全オリジナル問題です。
勉強をはじめたばかりの人には少し難しいかもしれません。
間違いのある場合はお知らせください。
作品中の鉄板問題とは定番の問題という意味です。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

初乳
高濃度に免疫グロブリンが存在
摂取することによって受動免疫を確立することが出来る
免疫グロブリンの他に脂質(特にビタミンA)と蛋白質(カゼインおよびアルブミン)が高濃度に含まれるが、炭水化物(乳糖)は低濃度である。
主体となるIgは
有蹄類:IgG(血清中移行抗体半減期20日)
ヒト、ウサギ:IgA(血中移行抗体半減期2日)
イヌ、モルモット、マウス:IgG、IgAの両方
IgMは全ての種が含んでいる。牛は胎盤経由による抗体の移行が起こらないので、初乳は新生子における免疫獲得の唯一の手段である。
移行抗体における動物種差
家畜では乳汁から抗体を吸収するのに対し、他の動物種、ヒト・ウサギ・モルモットではかなりの量が胎盤を通して胎子へと移行する。
動物種 馬・豚 牛・山羊・羊 犬・猫 人・猿 胎盤 上皮・絨毛 結合組織‐絨毛 内皮‐絨毛 血‐絨毛 移行抗体 胎盤 - - + +++ 移行抗体 初乳 +++ +++ ++ ±
新生子牛に対する初乳給与
免疫グロブリンが腸を通して吸収されるのは24~36時間
摂取後24時間でIg がピークに達する
移行したIgは生後3~5週間にわたって...

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