アタテュルク・ヌルスィー・トルコ近代史

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日大通信 「アタテュルク・ヌルシィー・トルコ近代史」 一発合格レポート
歴史学 分冊2

 参考文献  イスラム教(青土社)
         イスラムの原点をさぐる(清水書院)
         イスラム世界の基礎知識(青土社)
         イスラムVS西洋の近代(講談社現代新書)

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「アタテュルク・ヌルスィー・トルコ近代史」

 オスマントルコ帝国とは、オスマン1世が小アジアに建国したトルコ系イスラム国家であり、13世紀後半から、1923年までの600年以上もの期間、現在のトルコを中心として領土を拡大しながら繁栄した大帝国である。16世紀、スレイマン1世の頃、その権力と領土は最大となり最盛期となるが、その後は、多くの対戦による軍事費の増大や国内の物価急騰などによる民衆の反乱、周辺諸国が勢力を増したことなどが痛手となり、ゆるやかに衰退の途をたどる。そんな中、西洋文化を積極的に取り入れながらも、トルコ原産のチューリップをデザインしたものが流行を極め(チューリップ時代)、文化的最盛期を迎える。しかし、近代化を進める西洋と、中世の思想をそのまま受け継ぐオスマントルコ帝国は、産業や経済的基盤の差が大きく広がり、浪費的宮廷生活に対する民衆の反感を募らせていく。

 ムスタファ・ケマル・アタテュルクは、その頃、ガリポリの戦いで英雄の名声を得、トルコ国民自由戦争のカリスマリーダーとなる。その後、多くの侵略軍に対し勝利をおさめ、600年間続いたオスマントルコ帝国に終わりをつげ、16...

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