資料紹介

佛教大学 S0534「教育相談の研究」 2011年度に提出したリポートです。
「Ａ」判定でした！
リポート作成の際に参考にしていただければと思います。

第１設題 「学校カウンセリングの意義、方法および今後の課題について述べなさい。」

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

学校カウンセリングの意義、方法および今後の課題について述べなさい。
現在、学校現場では、いじめや不登校、学級崩壊、非行などの問題が増加している。その背景として、家庭での偏った生活習慣、教育力の低下が指摘されている。そういった家庭環境で育った子どもは学校の授業に集中力をもって参加する能力や人間関係を築く能力が不十分であることが多い。そのような子どもには、何かを教えるという以前に、まずその教育の枠にのれるような心の状態を育み、育てていくということが必要である。学校カウンセリングは、そういった問題に適切に対応するために、子どもたちの心情を深く理解し、適切な指導や援助を行っていくための一つの手段として、教育的な関わりのみでなく、カウンセリング的な関わりの必要性が求められるようになり、生まれたものである。
カウンセリングには大きく分けて、治療的カウンセリングと発達援助的カウンセリングの二種類がある。治療的カウンセリングの対象は主に神経症（ノイローゼ）の患者である。治療的カウンセリングは、クライエントに対してカウンセラーが専門的な知識と技術を用いて、患者の症状や病気を治療することから、専門的カウン...

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