体積検定

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    資料紹介

    [目的]
     ホールピペット、メスピペットは理論的には真空中において20℃の器具の中に、例えば1000mlの容量の場合4℃の水1Kgを測り入れたときの水面に刻度されているはずである。精密な実験を必要とする場合には、この標線が条件にあっているかどうかを検定する必要がある。

    [準備]
     10mlのホールピペット、10mlのメスピペットおよび2mlのメスピペットをそれぞれ各1本ずつ内面が水で一様に濡れるようになるまでよく洗い、最後は蒸留水ですすいで1晩置いた。共栓秤量瓶20ml容のものを数個あらかじめよく洗っておいた。三角フラスコに蒸留水を1ℓ(1班分)入れて10分以上沸騰させ空気を追い出してビーカーで口を封じてから1晩置いた(不含水)。

    [操作]
    (1)秤量瓶を電子天秤で下2桁まで荒計りし、直示天秤で下4桁まで計った。k(g)
    (2)ピペットの標線の極少し上まで不含水を吸い上げ、外側についた不含水を拭い去り真直ぐに立てて保持し、先端をビーカーのガラス壁につけた状態で水際標線に合わせた。ピペット内の不含水を(1)で秤量した秤量瓶中に自然流下させ、メニスカスが欲する目盛りに一致するところで止め、採量を終えた。
    (3)ホールピペットについては、上記と同様の手技で採量した不含水を自然流下させ、そのまま10秒待った後に上を指先で封じ、膨隆部を手のひらで暖めつつ先端を秤量瓶のガラス壁に擦り付けるようにして排干した。

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    体積計の検定(ホールピペットおよびメスピペットの検定)
    [目的]
     ホールピペット、メスピペットは理論的には真空中において20℃の器具の中に、例えば1000mlの容量の場合4℃の水1Kgを測り入れたときの水面に刻度されているはずである。精密な実験を必要とする場合には、この標線が条件にあっているかどうかを検定する必要がある。
    [準備]
     10mlのホールピペット、10mlのメスピペットおよび2mlのメスピペットをそれぞれ各1本ずつ内面が水で一様に濡れるようになるまでよく洗い、最後は蒸留水ですすいで1晩置いた。共栓秤量瓶20ml容のものを数個あらかじめよく洗っておいた。三角フラスコに蒸留水を1ℓ(1班分)入れて10分以上沸騰させ空気を追い出してビーカーで口を封じてから1晩置いた(不含水)。
    [操作]
    (1)秤量瓶を電子天秤で下2桁まで荒計りし、直示天秤で下4桁まで計った。k(g)
    (2)ピペットの標線の極少し上まで不含水を吸い上げ、外側についた不含水を拭い去り真直ぐに立てて保持し、先端をビーカーのガラス壁につけた状態で水際標線に合わせた。ピペット内の不含水を(1)で秤量した秤量瓶中に自然流...

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