日本史 第二設題

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    資料紹介

    第二設題:「初期議会から日清戦後にかけての政党について」のレポートです。

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第二設題:初期議会から日清戦後にかけての政党について
    1.自由民権運動の生成と政治結社の結成
    明治六年の政変は、自由民権運動の開始と密接な関係にある。それというのも、征韓論争に敗れ下野した板垣退助や後藤象二郎らが愛国公党を設立するとともに、江藤新平、副島種臣らの力を借り、「民選議院設立建白書」を作成、提出したからである。建白書は有司専制の弊害を批判し、公論にもとづく政治を行うための国会設立を求めた。これは世論に大きな影響を与えることとなった。建白書の内容は、素朴な民主主義的潮流をも代弁したが、当初この運動を担ったのが下野した高級官僚や外国帰りの急進的知識人であったため、士族的要素の強い性格を持った。
    建白書の影響は、各地に政治結社の成立となってあらわれた。高知県では板垣らにより立志社が、大阪では愛国社が、名東県では自助社が、というように、全国各地で民間の結社が結成され、後の政党の基礎となる。
    こうした地域の政治的成長の中で、明治九年(一八七六)、三重県・茨城県をはじめ、全国的に地租改正反対一揆が起き、法的に請願闘争を行う地域もあらわれる。この事態を受けて、立志社は明治十年(一八七七)の...

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