胸腔ドレナージ(持続的吸引)
■胸腔ドレナージとは
・胸腔を穿刺してカテーテルを挿入し、貯留している滲出液や血液、空気などを一定期
間持続的に吸引・排除し胸腔内圧を一定に保つ
・胸腔内はー5㎝H2Oで陰圧であるので、吸引する場合はもっと大きなー8~ー15 ㎝H2Oの吸引圧をかける
・胸腔穿刺では、安全安楽に行われるよう援助し、ドレナージが行われている間は管理観察を行う
■目的
・胸腔内に溜まった血液や滲出液を排除する
・開胸術で陽圧になった胸腔内を排気して陰圧にする
・ドレーンからの排液により創部の癒合状態を知る
■吸引装置の種類
①水封式吸引装置
・ドレーンは、チューブの先端は水中に入っているガラス管に接続し、つねに水封し
た状態にしておく
・肺を広げておくために胸腔内を陰圧にしておくことが必要なので、呼吸に伴い水を吸い上げその分だけ陰圧となる
・空気や貯留液の観察と、ガラス管内の液面の呼吸に伴う移動で、胸腔内圧を観察できる
・びんの水封は逆流する可能性があるため、滅菌蒸留水は浸透圧の違いから炎症をおこすので使用しない。必ず、滅菌生理食塩水を使用する
②低圧持続吸引装置
・排液ビンと吸引圧調節ビンを連結し、ドレーンは排液ビンに接続する
・吸引調節ビンに10~20㎝の高さまで水を入れる、ガラス管が水中に入っている高さの陰圧で吸引する
③3連ビン装置
・排液ビン、水封ビン、吸引圧調節ビンと連結したもの
④胸腔ドレーンバッグ
・3連ビンシステムをひとつのユニットにまとめた装置
胸腔ドレナージ(持続的吸引)
■胸腔ドレナージとは
・胸腔を穿刺してカテーテルを挿入し、貯留している滲出液や血液、空気などを一定期
間持続的に吸引・排除し胸腔内圧を一定に保つ
・胸腔内はー5㎝H2Oで陰圧であるので、吸引する場合はもっと大きなー8~ー15 ㎝H2Oの吸引圧をかける
・胸腔穿刺では、安全安楽に行われるよう援助し、ドレナージが行われている間は管理観察を行う
■目的
・胸腔内に溜まった血液や滲出液を排除する
・開胸術で陽圧になった胸腔内を排気して陰圧にする
・ドレーンからの排液により創部の癒合状態を知る
■吸引装置の種類
①水封式吸引装置
・ドレーン...