IPD CAPD腹膜透析

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    資料紹介

    腹膜透析(PD)
     ○生体内に存在し半透明の腹膜の性質を有する腹膜を透析膜として利用するもの

    ■腹膜透析の特徴
     ・自宅や職場などで本人や介助者が透析液の交換を行う
     ・通院は月1~2回程度
     ・毎日行う治療法で血液循環の急激な変化はなく、透析導入後も残っている腎機能を長
      く保つことができる
     ・腹腔カテーテルを造設する

    ■方法
     ・腹腔内へバッグに入った約2ℓの腹膜透析液を入れ、約4~8時間後に空のバッグに出し
      捨てる。次に新しいバッグにつけかえて、新しい透析液を入れる
     ・腹膜透析液は、健常者の細胞外液に類似した専用の無菌透析液が市販されている(カリ
    ウムは添加されていない)

    ■腹腔カテーテルの造設
     ・臍下を小切開し、腹膜を開いてカテーテルの先端部をダグラス窩に到達させる。カテ
      ーテルのもう一方の先端は腹壁の皮下トンネルを通して皮膚から出す
     ・感染防止、透析液の漏出を防止できる

    ■腹膜透析のしくみ
     ①拡散(老廃物の除去4~8時間)
      ・生体内に蓄積する溶質(尿素、クレアチニン、尿酸、グアニジン誘導体や過剰の電解
    質)濃度の高いほうから低いほうに移行される。
      ・透析液は濃度が低いので注入すると、体の老廃物が透析液側へ排出される。同時に
       体に不足しているものは透析液側から体内へ入る
     ②浸透圧(水分の除去4 ~8時間)
       ・透析液には浸透圧を高めるためブドウ糖が入っている。透析液と体内に浸透圧差
    ができ、体内の水分が透析液側に引き出される

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    腹膜透析(PD)

     ○生体内に存在し半透明の腹膜の性質を有する腹膜を透析膜として利用するもの
    ■腹膜透析の特徴

     ・自宅や職場などで本人や介助者が透析液の交換を行う

     ・通院は月1~2回程度

     ・毎日行う治療法で血液循環の急激な変化はなく、透析導入後も残っている腎機能を長

      く保つことができる

     ・腹腔カテーテルを造設する
    ■方法

     ・腹腔内へバッグに入った約2ℓの腹膜透析液を入れ、約4~8時間後に空のバッグに出し

      捨てる。次に新しいバッグにつけかえて、新しい透析液を入れる

     ・腹膜透析液は、健常者の細胞外液に類似した専用の無菌透析液が市販されている(カリ

    ウムは...

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