EMR,ESD内視鏡的粘膜切除術

閲覧数4,050
ダウンロード数3
履歴確認

資料紹介

視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
1.内視鏡的粘膜切除(EMR)
■EMRとは
 ・内視鏡下で、病変周囲の粘膜下層に生理食塩水を注入して病変を隆起させ、病変部を
含む粘膜層を粘膜下層の深さで切除する方法
 ・低侵襲、機能温存の点で、外科的手術よりも優れている
 ・分割切除例では局所再発がみられることがある

■目的
 ・食道・胃・大腸の早期癌の治療

■適応
 (1)食道
  ①食道原発の扁平上皮癌
  ②粘膜固有層にとどまっている癌
  ③腫瘍は3㎝以下で、病巣は3~4個
 (2)胃
  ①分化型腺癌
  ②腫瘍は降起型2㎝以下、平坦陥(かん)凹(おう)型1㎝以下
  ③病巣内に潰瘍もしくは、潰瘍瘢痕(はんこん)を伴わないもの
 (3)大腸
  ①粘膜癌
  ②粘膜下層への侵潤がある癌では粘膜筋板より300㎛の範囲のもの
  ③腫瘍は無茎型2㎝以下、表面陥凹型1㎝以下

■術式
 (1)EMRC法(透明プラスチックキャップ法)
  ・透明なキャップを用いて粘膜を吸引する
 (2)EEMR-tube法
  ・内視鏡にチューブをかぶせて粘膜を吸引する

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

内視鏡的粘膜切除術(EMR)

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)

1.内視鏡的粘膜切除(EMR)

■EMRとは

 ・内視鏡下で、病変周囲の粘膜下層に生理食塩水を注入して病変を隆起させ、病変部を

含む粘膜層を粘膜下層の深さで切除する方法

 ・低侵襲、機能温存の点で、外科的手術よりも優れている

 ・分割切除例では局所再発がみられることがある
■目的

 ・食道・胃・大腸の早期癌の治療
■適応

 (1)食道

  ①食道原発の扁平上皮癌

  ②粘膜固有層にとどまっている癌

  ③腫瘍は3㎝以下で、病巣は3~4個

 (2)胃

  ①分化型腺癌

  ②腫瘍は降起型2㎝以下、平...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。