道徳の指導法 第1分冊 評価A

閲覧数2,332
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    課題:戦後の道徳教育

    (1) 第二次大戦後の道徳教育の変遷について説明しなさい。
    (2) (1)の変遷から、あなたが強く感じたことを述べなさい。

    *(2)は大きく書きかえた方がいいかもしれないです。視点が独自ということからA評価を頂きました。

    学校側のチェックもあるので、参考程度にしてください。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1)1945年12月にGHQにより「修身」「地理」「歴史」の授業が軍国主義的とみなされ、停止された。しかし、その後の1947年には「学習指導要領」が出され、これらに代わって社会科が新設された。これにより、道徳という科目がなくなり、道徳教育は社会科を中心に学校教育全体で行われるようになった。これは、「全面主義」による道徳へと移行した事を意味する。そして、1948年には、戦前の道徳教育を担った教育勅語も失効し、前年に制定されていた教育基本法と取って替った。この移行後には、戦後教育が知育中心になっているという懸念もあり、修身科・教育勅語に代わるものも求められたが、1951年の「教育振興に関する答申」により、結果的に道徳は教科として認められなかった。これは、日本の道徳教育が「全面主義」にとはっきり方向づけられたことを意味する。その後、1953年には「社会科の改善に関する答申」が出され、道徳教育に寄与するような指導計画や指導方法、児童の発達を考慮された社会科が見解として盛り込まれた。

     しかし、この方針は理念先行で実践度が薄いため1957年になると「道徳の時間」の特設が主張され、翌58年には...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。