教育社会学 第二設題 A判定

閲覧数1,064
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    学力低下とは何かをあきらかにし、社会階層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつかについて述べなさい。
     学力低下に関する議論が非常に盛んである。低下というのは明らかに、マイナス・イメージを持っている。国際社会のトレンドは学力向上を目指す傾向にあり、その中でひとり日本がゆとりの名のもとに「武装解除」をつづけることへの疑問の声もある。もっとも学力低下と国家の国際的地位の低下が関係あるのかないのかは議論のあるところであるし、そもそも学力低下が起きたかの認否をめぐっても議論がある。大学生の学力低下は昔から論じられてきたが、それらは大学の大衆化によって引き起こされたといっても過言ではない。しかし、現在起こっていることは新しい世代の学力が前の世代に及ばないという縮小再生産的な学力低下ではないのかという懸念がある。又、学習することに対しての価値を見出さない者も増えてきており、学ぶことに対する意欲を持つものと、学びから降りるものの二極化がインセンティブ・ディバイドといった形で表れてきている。学力低下の具体的要因としては、指導要録の簡略化、削除があげられるが、2002年4月にスタートしたばか...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。