地域福祉の理論と方法第2回

閲覧数2,659
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「地域福祉の理論と方法第2回」
    1.地域における福祉ニーズの把握と地域福祉を推進するための方法について述べなさい。
     地域福祉を適切に展開していくうえで重要なことは、計画策定に先立って地域住民の生活問題を正しく把握し、その地域における福祉ニーズを明確化していくことである。生活問題や福祉ニーズに接近する方法は、得られるデータの特性から質的なものと量的なものに大別される。
     生活問題や福祉ニーズの質的な把握は、地域福祉領域において往来から行われてきた方法であり決して目新しいものではない。しかし近年、地域住民の生活問題や福祉ニーズの個別化が顕著になることでその重要性が増している。地域住民の生活問題福祉ニーズは、世代や性別、個々人の価値観などによって異なる。また、表面的には同種の問題を抱えていても、その受け止めかたに個人差がある。
     地域福祉を適切に展開していくためには、このような個別の生活問題や福祉ニーズが軽視されてはならない。今日では住民の視点を取り入れた地域福祉の展開が求められており、個別化した生活問題や福祉ニーズを汲み上げ、地域福祉実践につなげる可能性のある質的方法は、改めて注目されて...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。