民事訴訟法2(訴え提起)

閲覧数1,479
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 56ページ
    • 会員1,650円 | 非会員1,980円

    資料紹介

    司法試験の過去問を踏まえて,民事訴訟法の基本事項や判例・学説などを整理したサブノートです。
    司法試験の過去問や,問題集(『ゼミナール要件事実2』『事例演習民事訴訟法』『ロースクール民事訴訟法』)とともに,このサブノートを並行してお使いになれば,知識や考え方の整理に役立つと思います。
    受験雑誌などに掲載されているサブノートは,超重要事項しかありませんが,このサブノートは短答試験で問われる知識などについても記載していますので,情報の一元化にも役立つと思います。

    <参照文献>
    伊藤眞『民事訴訟法 第4版補訂版』(有斐閣,2014年)
    三木浩一・笠井正俊『民事訴訟法 (LEGAL QUEST)』(有斐閣,2013年)
    高橋宏志『重点講義民事訴訟法(上) 第2版補訂版』(有斐閣,2013年),同『重点講義民事訴訟法(下) 第2版補訂版』(有斐閣,2014年)
    高橋宏志・高田裕成『民事訴訟法判例百選 第4版』(有斐閣,2010年)
    三木浩一・山本和彦『ロースクール民事訴訟法 第4版』(有斐閣,2014年)
    遠藤賢治『事例演習民事訴訟法 第3版』(有斐閣,2013年)
    長谷部由起子・山本弘『基礎演習 民事訴訟法 第2版』(弘文堂,2013年)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )



    訴え

    第1

    訴え提起の流れ



    提訴前の資料収集手続
    原告は、訴えの提起をする前に、提訴後に主張する事実及び提出する証拠を予め収集あるいは確認して、
    勝訴の見込みを確認した上で訴えを提起すべきか否かを決定するのが合理的である。原告が弁護士等に訴訟
    追行を委任する場合には、こうした資料(事実と証拠)の収集と確認は、特に重要である。
    (1) 実体法上の情報請求権
    弁護士が第三者に情報提供を求める場合に、依頼者が第三者に対して実体法上の情報提供請求権を有す
    る場合には、その権利行使として、弁護士は、第三者に対して情報提供を強く求めることができる。
    ・個人は、個人情報取扱事業者に対して、自己に関する個人情報を保有しているか否か、及び保有して
    いる場合にはその内容を開示することを求めることができる(個人情報保護法 25)。
    ・共有物が分割された場合には、各分割者は、分割にされた物に関する証書を保存する者に対して、
    その使用を請求することができる(民 262Ⅳ)。
    ・会社の株主及び債権者は、会社に対して株主名簿の閲覧を請求することができる(会 125)。
    ※懈怠に対しては過料の制裁が...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。