2008.9.10 薬局見学
今回、薬局見学をさせていただいて学んだことは、調剤薬局といっても調剤業務以外の多くの側面から社会にかかわっているということです。ケアマネジャーや食事療法の指導なども薬剤師の仕事だと知って、今まで自分が持っていた「調剤薬局は薬を患者さんに渡すためだけにある」というイメージを払拭することとなりました。特に印象的だったのが、「いろいろな患者さんに対応できる誠実さとコミュニケーション能力が一番大切」だというお話で、調剤業務以外の部分での難しさを感じました。
また、薬局内での業務をスムーズに行うための工夫も様々でした。患者さんの生活スタイルや年齢に関わらず正しく服薬していただくための「一包化」の導入、患者さんのデータを素早く探すために、あいうえお順ではなく生年月日順に並べて保存していること。また、万が一の事故防止のために、薬は名前順ではなく薬効が似ているものを近くにならべること。そして、麻薬の取り扱いや処方する薬の監査を必ず二人で行うことなど、今まで知らなかったことが多く、とても興味深く感じました。
実際の現場を見せていただいて、その場の雰囲気や実際の業務の内容・手順がよくわかり、大変有意義な体験をさせていただきました。
薬学概論レポート
2008.11.27提出