Z1104 教育心理学1

閲覧数1,204
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2011年度A評価レポートです。指定されたテキストに沿った内容です。アレンジして使ってください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1設題

    児童期、青年期において社会的認知(社会性の発達、対人関係(親・仲間))の拡がり、自己意識などがどのように変化するかをまとめよ
    1-1. 児童期の社会的認知の拡がり

     児童期は親からの分離の動きが現れる幼児期、心理的な自立を果たそうと揺れ動く青年期との間にあって、身体発達も比較的穏やかで、情緒的にも安定した時期であるといわれる。しかしながら子どもにとっては新たに始まる学校生活体験は発達の様々な側面に影響を与える。

     就学とともに学校という新しい生活空間を得たことによって、子どもの対人関係は大きく変化する。これまでにはなかった大規模な集団、年が離れた上級生の存在がある。また、学級では教師の行動に同調したり、集団規範に従うことや何らかの役割を果たしたりすることが求められる。はじめは、新しい体験からの不安を解消するため、子どもは学級集団のリーダーである教師との関係に依存しようとする。しかし、しだいに子どもどうしの結びつきを積極的に求めるようになる。やがて子どもにとっての仲間関係が心理的に占める割合は、親や教師との関係を超えるものとなる。

     中学年になると、子どもどうしの活発な...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。