R0712 社会学概論第2設題

閲覧数1,507
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2011年度A評価レポートです。
    指定されたテキストに沿った内容です。
    アレンジして使ってください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2設題:多文化共生社会の現状および問題点について述べよ
    1.多文化共生とは 
    多文化共生とは何か。これについて総務省は2006年3月に出した『多文化共生の推進に関する研究会報告書』の中で、「国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」と定義している。つまり、多文化共生社会とは、上述したような状態が実現される社会のことを指す。
    近年、テレビや新聞等のメディアを通じて多文化共生という言葉を耳にする機会が増えているように感じる。これまでも、日本にはアイヌ民族、在日韓国・朝鮮の方や中国の方などが何世代にもわたって多く住む地域があり、それらの地域には日本の文化とは異なる独自の文化が存在していたが、報告書の定義にあるように、文化的差異を認め合ったうえで対等な関係を築くことができていたかという点については現実にはそうではなく、多くの疑問が提起されるであろう。また、異なった人種的・文化的背景をもつ人々をそれぞれの地域が構成員の一人として見ていたかという点についても、実際には必ずしもそうではなかったかもしれない。
    し...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。