会計学(科目コード0851) 分冊2 合格 日本大学通信 

閲覧数3,164
ダウンロード数37
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    資産および負債の概念についてまとめ、その動向について説明しなさい。参考文献あり。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     資産をどのように捉えるかは、静態論および動態論をはじめ、種々の見地から検討されている。
     法律的会計思考を中心としたかつての静態論、すなわち旧静態論の一つの見解では、企業の解散を仮定した場合の債務弁済に役立つ換金価値のあるものだけが資産と解された。しかし、これは現在では否定されている。企業の継続が前提だからである。
     今日では、主としてドイツを中心に貸借対照表の理論的側面から資産概念に接近する方法(計算構造的接近)と、主としてアメリカを中心に個々の資産に共通する属性を帰納的に導き出して資産概念に接近する方法(属性的接近)との2つの方向がある。
     まず一つは、計算的構造接近に基づく資産概念である。計算的構造的側面から資産を規定する場合、資産を一元的に捉えるか、あるいは二元的に捉えるかによって、さらに区別される。
     一元的に捉える見解には次の3つがある。①資産を本来的に費用たる性質を有するもの、②資産を広義の現金在高とするもの、③資産を名目資本たる貨幣の運用形態ないし具現形態とするものである。
     これに対して、資産二元論は、資産の費用性と現金性とを、いわば折衷した見解である。つまり、そこ...

    コメント1件

    trek 販売
    注意:本資料は私が合格したものでありますが、各インストラクターによっては合否判定が変わってくるかもしれません。したがいまして、本資料は合格を保障するものではありませんのでご了承願います。
    2011/12/03 14:57 (13年1ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。