ポアソン比

閲覧数2,481
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    理科大2年の物理学実験です。評価は満点をもらいました。ポアソン比の実験です。この実験は、確率誤差など誤差についての取り扱いが実験のテーマにもなっているので、参考になると思います

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    目的

    炭素鋼のばねにおもりをのせて、上下振動、ねじれ振動を与えて、おもりの質量ごとの周期を測定し、これらから炭素鋼のポアソン比を求める。
    原理

    弾性限界内で物体の長さが伸びるとき断面は収縮し、長さが縮むとき断面は拡大する。長さの丸棒をひっぱってだけ伸ばしたとき、直系がだけ収縮したとすればこの比、
    は物質定数であって、これをポアソン比と呼ぶ。

    また、ポアソン比はヤング率と剛性率との間に次の関係がある。
    これより、とがわかればを求めることが出来る。

    バネの上下運動の周期は、剛性率と近似的に次の関係がある。
    また、ねじれ振動の周期は、ヤング率と近似的に次の関係がある。
    このとき、はおもりの質量、は針金の質量、は針金の巻き数、は懸垂状態でのらせんの断面積の半径、は敷物金具および針金の慣性モーメント、はおもりだけの慣性モーメント、は針金の半径である。
    実験方法

    図1のようにバネの上端を固定した装置を用意する。それに4枚の円環状のおもりを掛けておく。この4枚のおもりを組み合わせて7種類の異なる大きさの質量を与えて、それぞれ上下運動、ねじれ振動の周期2周期毎に10回測定する。測定結果をそれ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。