論評「中国共産党の対米認識とソ連の対日参戦問題」

閲覧数1,773
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    1.はじめに
     本稿は論文「中国共産党の対米認識とソ連の対日参戦問題」を読んで、要約した上で、論文の感想を述べていく。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    論評「中国共産党の対米認識とソ連の対日参戦問題,1944-45年―「喪失した機会」と「独立自主」―」
    目次
    1.はじめに
    2.論文の構成
    3.要旨
    4.論文を読んで感じたこと
    1.はじめに
     本稿は論文「中国共産党の対米認識とソ連の対日参戦問題,1944-45年―「喪失した機会」と「独立自主」―」を読んで、要約した上で、論文の感想を述べていく。
    2.論文の構成
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 国民政府軍の潰走と中共の河南への発展
     Ⅲ 中共の江蘇・浙江への発展と対米接近
     Ⅳ 「南下支隊」の出発とソ連の対日参戦問題
     Ⅴ 東北への発展の展望と対米認識の変化
     Ⅵ おわりに
    3.要旨
     本論文は「Ⅰはじめに」で、先行研究を整理したうえで二つの問題設定をしている。
     一つ目は中国現代史研究とイデオロギーとの係わり合いを論じたうえで、問題設定をしている。以下、先行研究とイデオロギーとの係わり合いをまとめていきたい。
     1950年以降、米国のアジア政策は「冷戦」の激化に伴って、反共産主義で硬直化することとなる。そうした中、49年の中華人民共和国建国は米国による中国の「喪失」と捉えられて、過去の出来事に関...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。