1.はじめに
本稿は論文「中国共産党の対米認識とソ連の対日参戦問題」を読んで、要約した上で、論文の感想を述べていく。
論評「中国共産党の対米認識とソ連の対日参戦問題,1944-45年―「喪失した機会」と「独立自主」―」
目次
1.はじめに
2.論文の構成
3.要旨
4.論文を読んで感じたこと
1.はじめに
本稿は論文「中国共産党の対米認識とソ連の対日参戦問題,1944-45年―「喪失した機会」と「独立自主」―」を読んで、要約した上で、論文の感想を述べていく。
2.論文の構成
Ⅰ はじめに
Ⅱ 国民政府軍の潰走と中共の河南への発展
Ⅲ 中共の江蘇・浙江への発展と対米接近
Ⅳ 「南下支隊」の出発とソ連の対日参戦問題
Ⅴ 東北への発展の展望と対米認識の変化
Ⅵ おわりに
3.要旨
本論文は「Ⅰはじめに」で、先行研究を整理したうえで二つの問題設定をしている。
一つ目は中国現代史研究とイデオロギーとの係わり合いを論じたうえで、問題設定をしている。以下、先行研究とイデオロギーとの係わり合いをまとめていきたい。
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