論作文を書く上では、あらかじめ文中で使える「素材」を用意しておくことが大事です。試験本番で「これなら、あの素材が使える」というように用意しておくといいでしょう。書ける時に書けるところから記入して、自分だけの素材集を作りましょう。あくまで自分の言葉で書くのが鉄則です。
今回あげた素材を完成させてください。論文ではそれを組み合わせるだけです。市販の論文対策本、ネットから抜粋した各素材について、私の模範解答の一部を記入しています。
→以降の分が、私が作成した応答例です。●以降の文は自分が教師ならこうすること。○以降の文は具体的事例。を示しています。
素材の内容として、幅広い分野から計28題用意しました。一部模範解答付きです。
文章は、校長・教育関係の方にチェックしていただいています。また、私は下記の素材集を作成し、東京アカデミー、時事通信社での小論文テストを受験しましたが、いずれもA判定に相当する成績をいただきました。また、教員採用試験においても合格でした。
時間がなくても、これだけやれば、論文は大丈夫だと思います。
教員採用試験 場面指導対策
場面指導での回答にはポイントがあります。そのポイントを逃さず話すことが出来るかどうかが合格への分かれ道です。そのポイントを踏まえ場面指導に対する回答は、あらかじめ自分の中で、筋道を作っておく必要があります。試験本番で本末転倒な回答にならないように、しっかりとした準備が必要です。今回あげた例文に対する回答を完成させてください。本番ではそれを言うだけです。例文は過去の、都道府県の採用試験の面接、論文、模擬授業などで出題されたものを題材として、ポイントごとにまとめています。
このポイントは、予備校対策講座や、校長先生方に協力を得て指導・確認してもらっています。それを回答に組み込み、自分なりの回答を考える際の指針として活用してください。回答例は、当方が小学校を想定した場合で解答していますが、中学校、高校も基本は一緒です。(児童が生徒になる、生徒の自立を促すことを組み込むだけ)。
●説明
まず、根本的な考え方として、答える時に場面を想定することです。一番の重要設定として、学年があります。学年が設定されていない場合は、「小学校6年生で起こったと考えます」などと、場面を設...