S8105 理科教育法Ⅱ

閲覧数1,167
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    判定B

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1)子どもたちが生活している「地域の自然」を教材化する必要性を2つの観点から解説せよ。
    (2)そのうち1つの観点から、あなたの居住している地域の自然を教材化した事例(授業の展開例)を示せ。
    第1章 子どもたちが生活している「地域の自然」を教材化する必要性
    日本は非常におもしろい。というのも、日本の国土は南北に長く北と南では気候が著しく違う。また、日本海を隔てて大陸のはずれに位置しているため、日本海側と太平洋側でも大きく異なる。そのため、そこに存在する自然や起こりうる自然現象、動植物の種類など様々であり、変化に富んでいるのだ。こんなにおもしろい特徴があるにも関わらず自然を対象とした理科教育は、変化に富んだ地域の自然を教材化せず、全国どこに行っても同じ教材を使用して行われているのが一般であった。しかし、最近では、地域性を生かした理科教育が注目されはじめ、地域の自然を教材化した実践が各地で試みられるようになった。その必要性を、「子どもの自然の認識」と「理科教育・環境教育の目的」という2つの観点から考えてみよう。
    第1節「子どもの自然の認識」という観点から
    森一夫は自然認識には3つのレベルが...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。