PNFの理論【PT理学療法・OT作業療法】

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    資料紹介

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    PNF(propriceptive neuromuscular facilitation)の理論
    はじめに
    PNFは,KabatがGellhorn,Hellebrandtらの生理学的事実を引用し理論化し,Knott,Vossらによって具体的手技がくわえられ,運動療法に必要な治療手技の一つとなった.PNFは末梢神経疾患のみではなく,中枢神経疾患の治療訓練としても用いられる.
    理論
    PNFの定義
     「主に固有受容器を刺激することによって神経筋機構の反応を促通する方法である」.筋紡錘などが,外界からの刺激を感受する外受容器(皮膚の感覚器)にも刺激を加える.固有受容器に刺激を加える方法として,PNFでは筋の伸張(stretch),最大抵抗(maximal resistance),関節の牽引(traction,separation),関節の圧縮(approximation,compression),PNF肢位(facilitating position)などがある.
    原理
     外傷,神経疾患などの欠陥のある神経筋機構は筋力の低下,協調不全,筋の短縮,関節可動域の制限,痙性などをもたらす.異常な運動...

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