リハビリテーションに関わる生理と病理【筋萎縮・筋肥大(増量)のメカニズム】

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リハビリテーションに関わる生理と病理

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筋萎縮・筋肥大(増量)のメカニズム
※ 項立ての仕方:一 → 1 → (一) →(1)
一.骨格筋の構造
                                                                                
                  資料4より
二.筋萎縮とは
筋肉が量的に減少した状態を筋萎縮と呼んでいる.なお,一般に萎縮筋に筋力低下は認められるが,筋萎縮と筋力低下は並行して進行するとは限らず,筋原性疾患のように萎縮の程度が軽くても,変性がある場合には筋力低下が著しいことが多い.₁₎
三.筋力低下(筋萎縮)を来す原因₁₎
1.神経原性
  (一)上位運動ニューロン
    (1)脳 ― 血管障害(脳出血,脳梗塞),腫瘍,感染,脳性麻痺
    (2)脊髄 ― 脊椎疾患,腫瘍,脱髄(多発性硬化症,他),血管障害,外傷
  (二)下位運動ニューロン
    (1)脊髄前角細胞 ― 運動ニューロン病(ALS,他),腫瘍,脊髄空洞症,血管障害,ポリオ
    (2)神経根 ― 脊椎疾患,腫瘍,代謝性根障害
    (3)末梢...

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