S0101 教育原論 リポート 第2設題 A評価

閲覧数2,250
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛大通信の教育原論のレポート、第2設題です。A評価を頂きました。参考にしてください。
    教授からの講評:よくまとまっています。努力の跡がうかがえます。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     『ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。』
     ジョン・ロックの教育論の基礎となるものに、タブラ・ラサ説(精神白紙説)がある。タブラ・ラサ(精神白紙説)とは、心の中には生まれながらに刻み付けられた観念や原理などはないという考えのことである。ロックは、人間の心は何も書きこまれていない白紙であり、あらゆる観念は経験から生じるとした。この考えに従えば、子どもは生まれた時はまだ何の観念も持っていないということになる。子どもは成長するにつれて、教育によってさまざまな観念を獲得するようになるのであり、これは経験主義的な考えと言い得る。
     ロックは子どもの教育はまず感覚的訓練から始めるように主張する。感覚によって1つ1つの対象についてわれわれの心の中に観念が起こり、様々な知識が得られる。例えば、どんな色であるか、暑いか寒いか、どんな味か、どんな臭いか、どんな形であるか等を、感覚を通して知覚し、それられにいての知識や観念が得られる。すなわち感覚を通してさまざまな知識や観念を記憶し、1つ1つの名前を教わる。このような過程を経て、1つ1つの知識や観念が心の中に植えつけら...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。