短期記憶、長期記憶、作業記憶という用語を用いて、人間の記憶の仕組みとその特徴について述べよ

閲覧数3,176
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    東京福祉大学通信教育課程「認知心理学」のレポート参考に。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「短期記憶、長期記憶、作業記憶という用語を用いて、人間の記憶の仕組みとその特徴について述べよ。」
     記憶とは、今、自分が持っている知識を覚えていることを言う。この過程では、①記銘、②保持、③想起、④忘却という流れを経て、物事が記憶される。
     ①の記銘とは、最初に情報を覚えこむことを指す。これは、情報を人間の記憶に取り込める形式に変えることから、符号化と呼ばれることもある。②の保持とは、記銘した情報を保持していくことを言う。これもまた、情報科学的な視点から貯蔵と呼ばれることもある。③の想起には、以前の経験を再現する再生、以前に経験したことと同じ経験をそれだと確認できる再認、そして、以前の経験をその要素と組み合わせて再現する再構成など、いくつかの方法が存在する。こうして記憶された情報も、時間の経過と共に想起しにくくなり、記憶した情報を想起、再生できなくなることを④の忘却と言う。
     記憶のシステムとして、まず外界から入ってきた情報を、短期記憶に送り込むための処理をするごくわずかな時間だけ、それぞれの感覚器官(視覚、聴覚、触覚など)から入力された情報を保存する感覚記憶というフィルターを通る。...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。