表現の内容「感じたことや想像したことを絵や立体に表す」で、対象学年と題材を決め、具体的な展開例をもとに、「その子なりの多様な表現を保障する」教師の支援について述べよ |
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東京福祉大学通信教育課程「図画工作指導法」のレポート参考に。
『表現の内容「感じたことや想像したことを絵や立体に表す」で、対象学年と題材を決め、具体的な展開例をもとに、「その子なりの多様な表現を保障する」教師の支援について述べよ。』
平成20年改訂の図画工作科学習指導要領における教科目標は、「表現及び鑑賞の活動を通して、感性を働かせながら、つくりだす喜びを味わうようにするとともに、造形的な創造活動の基礎的な能力を培い。豊かな情操を養う」とされている。今回の改訂で新しく追加された「感性を働かせながら」とは、その子どもなりの感じ方、ものの見方や考え方を、指導者が認めて、子どもがその力を発揮できる時間や場を確保して指導できるように示したものである。
では、具体的な展開例を示しながら、図画工作科の授業において、どのような支援が行われるべきかを考えてみたい。
例えば第3学年において、動物園や水族館などに遠足に行った後、自分たち独自の動物園を表現する「作ってみよう!私たちの動物園」という活動を例にあげて考えてみたい。
中学年の児童は、低学年の特徴ともいえる対象と一体的な心的な活動から、客観的かつまとまった体系的組織へと変化する時期である。学習指導要領に...