「現代の日本社会が抱える課題、問題点を挙げ、それらに対して、いま自分が出来るレクリエーション支援の方法、企画について述べよ。」
レクリエーションとは、「レジャー」「遊び」といった言葉と同様に、「労働の対極」という印象が強い言葉である。それは社会人が、労働で疲れた心身を癒すため企画した旅行に組み込まれていたり、学生が学校での勉学から離れられる遠足や野外活動・修学旅行にて行われたりするためであろう。だが、言葉上の意味はそれとは少しばかり違う。「レクリエーション」は元々「つくりなおす」という意味を持っていた。つまり単純に、「遊び」や「レジャー」と同じ「労働や勉学といったものから離れる」といった意味を持つのではない。例えば労働や勉学中心の「現実」から、レジャーや遊びによって、余暇もとい「非現実」へと離脱する。レクリエーションは、再度「非現実」から日常生活である「現実」へと回帰するため、心身を「つくりなおす」という意味を持つのである。「レジャー」、「遊び」と「レクリエーション」は、その様な意味の違いをもっている。
それを踏まえて言えば、少子高齢社会の到来、子どもの体力低下、環境問題、文化の継承者...