「幼児期、児童期のレクリエーション活動について、その内容や企画・運営について、レクリエーションを指導する上での留意点について述べなさい」
レクリエーション活動の対象となる人々は、老若男女、全ての人々である。様々である対象者に合わせたレクリエーション支援を行なっていくためには、それぞれのライフステージなどを理解し、またそれぞれの課題について考えていくことが必要だろう。その中でも幼児期・児童期は、ライフステージの第一の段階であり、人の一生の基となっていく段階である。特に、「プレゴールデンエイジ」と呼ばれる5~8歳、「ゴールデンエイジ」と呼ばれる9~12歳は運動習得の黄金期を指しており、運動を頭では完全には理解していなくとも、見よう見まねである程度運動の構造を把握し、上手にできるという、まさに運動を行なうためにある時期だと言っても過言ではない。その様な幼児期・児童期の段階での、レクリエーション活動を行なっていくには、それぞれの発達段階や課題を理解していくことが必要である。レクリエーション活動を行なうには、それらの課題の中でも特に、以下のような点に配慮をしていくべきだと言えるだろう。
まず...