聖徳大学通信 「国家の誕生Ⅰ」第一課題 (評価A)

閲覧数1,384
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    第一課題:評価A
    「何故卑弥呼は共立されたか。列島社会の政治的状況をふまえ述べよ」

    参考文献:
    日本の誕生 吉田孝 岩波書店 2008年12月
    日本の時代史1 倭国誕生 白石太一郎 2002年6月

    <コメント>
    おそらく最難関科目の一つ。
    私がそうですが、Aだと思って提出したらDだった、なんという人も多いのではなかろうかと推測される。
    この科目は、出題者の書いてほしいものを書かないと良い評価は来ないと思われます。
    再提出で、「倭国の政治状況、および卑弥呼の権力の特質もよく理解できている」とA評価を得ましたが…
    本当に大変でした、この科目は。

    ただ、この科目の最大の問題は返却に半年近くかかるという、驚異の返却の遅さです。
    D評価の答案と知らず、自信満々に科目試験で答案を書き、貴重な1回を無駄にしてしまいました。
    要注意科目ですね。お気を付けください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第一課題 第一設題
    卑弥呼共立には、二つの重要な観点がある。即ち、第一にはなぜ「共立」という形態が取られたのかという点であり、第二には、なぜその共立される王は男王でなく、卑弥呼という女性だったのかという点である。以下、当時の列島社会の状況を鑑み、明らかにしていく。
    当時の列島社会の状況、即ち卑弥呼共立以前の二世紀の列島社会の状況は、大陸の影響を受け動揺していた。『後漢書』東夷伝の序文には、「永初におよんで難多く、始めて入りて寇鈔す。桓・霊、政を失いて、漸くますますそぞろなり」と、後漢が二世紀に入ると動揺し、東夷の侵攻がはじまり、桓帝・霊帝の失政によって混乱がますます加速したとある。倭国王師升の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。