食物連鎖

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    資料紹介

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    参考文献↓
    ①微生物の生態学 日本生態学会 共立出版 2011年3月8日
    ②やさしい基礎生物学 南雲保 羊土社 2011年3月
    ③応用生物学入門 平林公男 白井孝治 オーム社 2010年12月23日
    ④ガラパゴスのふしぎ NPO法人日本ガラパゴスの会 ソフトバンククリエイティブ 2010年3月18日
    ⑤生物の進化 大図鑑 マイケル・J・ペントン 小畠郁生 河出書房新社 2010年10月26日
    ⑥増補改訂版・動物 今泉忠明 学習研究社 2010年11月17日
    ⑦生物の多様性百科事典 C・タンジ 野中浩一 杉貞雄 朝倉書店 2011年2月15日

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     食物連鎖は、生物同士の食べる-食べられるの関係であり、「食」を通じて一連の鎖で繋がれている関係のことを言う。例えば、植物を食べるシマウマを、ライオンが食べるなど。シェルフォード(1918)によって最初に図示された生物群集内における捕食者と被捕食者の関係であり、これによって、炭素や有機物などのエネルギーと物質が循環する。この食物連鎖は、おおまかに「生食連鎖」と「腐食連鎖」に分けられる。
     生食連鎖の出発点は、植物である。陸上では草や樹木、湖や河川では水草や植物プランクトン。海洋では海藻がそれにあたる。緑色植物→草食動物→小形肉食動物→大形肉食動物という、生きたものを食べる流れであり、実際には食べられないまま終わる動植物がほとんどである。植物体を生産者と定義すると、これを捕食する植物動物は一時消費者となり、さらにこれを捕食する肉食動物は、二次消費者となる。生殖連鎖より腐食連鎖の方が主流であるが、生殖連鎖の方が目に見えてわかるため、一般的に食物連鎖のイメージは生食連鎖のイメージが強い。
     腐食連鎖は、デトタリス(デトライタス)と呼ばれる生物の死骸や排泄物の分解体を出発点としている。陸上では...

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