アメリカ文学史第3章まとめています。
分冊1のリポート用、かもしゅう対策のご参考にしていただければ。
アメリカ文学への批判
アメリカ文学は国民としての心(愛国心に欠ける)
⇒ヨーロッパ的なのではなくあくまで米国独特の文化を文学で表現したい
アメリカ文学はイギリス文学から独立する(イギリスとは別のものである)と言い切るには歴史が浅い
⇒アメリカ文化とはイギリスから派生した新しい文化(イギリスの流れをくむ文化)ではないのか
国文学(national literature)と呼ぶのは筋違いではないのか
⇒良い文学(good literature)とは時代と背景(創作された場所)が生み出す普遍的なものである
小説について
独立したての合衆国にとって最も人気となった(一般的となった)文学が小説である。清教徒によって演劇が危険なものであるとみなされるのと同じように、小説は不道徳思想としてみなされていたため、独立前に小説は主流ではなかった。(英国本国でも同様)
しかし、英国本国では清教徒でありながら文学作家であるバニヤンがThe Pilgrim’s Progressで功を得たことから小説が少しずつ一般的になりデフォ(『ロビンソン・クルーソー』作者)、リチャードソン(『クラリッサ』作者)などが登場して...