04.酸化還元適定

閲覧数3,511
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    理系理工学

    代表キーワード

    理系理工学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    4
    1.目的
     ヨウ素-チオ硫酸ナトリウム酸化還元反応を利用したホルムアルデヒドの定量を行う。
    2.原理
    ホルムアルデヒド(HCHO)は、I2とNaOHとの反応から生じた次亜ヨウ素酸ナトリウム(NaIO)により酸化されてギ酸ナトリウム(HCOONa)となる。
    2NaOH + I2 → NaI + NaIO + H2O
    HCHO + NaIO + NaOH → HCOONa + NaI + H2O
    残ったNaIOはNaIとNaIO3になるが、溶液を酸性にするとI2を遊離する。
    3NaIO → 2NaI + NaIO3
    NaIO3 + 5NaI + 6HCl → 3I2 + 6NaCl + 3H2O
    したがって、塩基性で一定過剰量のI2を加えて酸化し、酸性にしてからNa2S2O3標準溶液で残存するI2を逆滴定することによって、ホルムアルデヒドを定量できる。
    2 Na2S2O3 + I2 → Na2S4O6 + 2NaI
    3.器具
     20mlホールピペット,10mlホールピペット3本,2mlホールピペット,200ml三角フラスコ6個,攪拌子,マグネチックスターラー,50mlビュレッ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。