100年後にむけての日本はどうあるべきか

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    経済社会文化

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    「100年後にむけての日本又は日本人はどうあるべきか」
    豊かな日本を創るための処方箋
    1.市場原理を乗り越える経済の在り方
    「やがては死ぬべき定めではあらうが、なかなか死なぬのが彼スミスである」。岩波文庫旧版の「国富論」を翻訳し終えたとき経済学の大家、大内兵衛が綴った言葉である。アダム・スミスの公理である「各人の利益追求が社会の均衡をもたらす」は、いまだに世の真理であるがごとく健在である。このスミスの公理を市場原理とも言う。この裏には利己主義が隠れている。利己主義と欲望が渦巻く世界経済は、人間の本能に突き動かされている。このまま経済が突き進めば天然資源をさらに乱獲し続け、食いつぶすのに、そう時間はかかるまい。
    我々は、はたして100年後のことを憂慮して行動しているだろうか。100年後のことを考えて、行動し、何かを残さなければならない。ゆえに、我々の子どもや孫の時代に何を残せるか真剣に考えるべきである。人間は便利さと物質的豊かさを常に求めてきた。それをこれまでは「各人の利益追求が社会の均衡をもたらす」公理にもとづく競争社会で豊かさを達成してきた。しかし、その転換が迫られてきている。という...

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