実際の指導における特徴(知的障害の場合)は、以下のようにまとめられるだろう。
1.領域・教科を合わせた指導を行う事ができることとなっている。
2.重複障害、訪問教育の場合、個々の児童生徒の障がいの状態に応じて、適切な教育課程を編成することができるという特例が定められている。
3.重複障害で学習が著しく困難な場合、自立活動を主とした指導を行う事ができ、また、各教科の目標や内容を下の学年のものでかえることができるなどの、特例が定められている。
障害児教育課程論のレポート
盲学校、聾学校及び養護学校の教育課程の編成について述べる前に、まず、教育課程とは何かについて述べたい。教育課程とは、「学校教育の目的や目標を達成するために、教育の内容を児童生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画」である。この、教育課程であるが、特殊教育諸学校の教育課程は、幼稚園、小学校、中学校とは別に、読字の学習指導要領で示されているのである。
実際の指導における特徴(知的障害の場合)は、以下のようにまとめられるだろう。
1.領域・教科を合わせた指導を行う事ができることとなっている。
2.重複障害、訪問教育の場合、個々の児...