植物組織培養論2

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作物の殖やしかた 育て方

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植物のふやし方・手法

サツマイモ 数枚の葉が付いたツル(茎)を土に挿すという形で定植し、塊根を発生させる。塊根とは根が栄養分を溜めて肥大したものである。塊根が十分に肥大したところで収穫する方法が一般的である(種から発芽させる方法もあるが、アサガオのようにつるを伸ばして生長するためイモはあまり取れない)。

ジャガイモ ジャガイモは種芋を植え付け培土し、栽培される。種芋は芋から発芽した芽を中心にして適度な大きさに切り分けたものである。種イモから伸びた地下茎の先端が栄養分を溜めて肥大して塊茎になる。この塊茎がジャガイモになる。

アジサイ 枝の一部を用土にさして発根、発芽させて育てる、さし木を用いる。春ざしは活動前の前年枝を使用し、休眠ざしともいう。夏ざしは今年度のものを使用し、梅雨ごえを行う緑枝ざし、秋ざしは固まりかけた今年枝を使用する、半熟枝さしともいわれる。

ボタン 割りつぎを用いる。二から三年生の苗木を台木に使い、台木の中央部を割るように切りそこへ前年生のつぎ穂を差し込む。

マツ 呼びつぎを用いる。台木もつぎ穂も親木から切り離さず生育しているまま接ぎ木するのが特徴である。

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