カウンセリング実験

閲覧数1,458
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    序論
    カウンセリングとは一般的に、専門家が来談者(クライエント)に対して、言語的手段を用いて援助する方法である。カウンセリングの基盤の学問として、カウンセリング心理学、臨床心理学が挙げられる。カウンセリングの主な対象者は発達や人間関係の問題で悩んでいる人であり、心理的な問題や精神医学的な障害への治療を主な目的とする心理療法や精神療法とは異なる。米国においては、心理療法、精神療法、カウンセリングは区別されているが、日本においては両者を混同して使っている心理学者も多い。
    カウンセリング療法の一つにロジャーズのクライエント中心療法がある。その特徴として、以下の二つの大きな特徴が挙げられる。ひとつは、クライエントの話を傾聴の姿勢で聴くということである。傾聴の姿勢とは、クライエントが話している内容を途中で遮ったり、自分の意見や価値観を挟んだりせずに徹底的にしっかりと聴取する態度のことである。ロジャーズは、クライエントの話を傾聴することでクライエントに気づきを起こさせようとしたのである。ただただ積極的にクライエントの話に傾聴し、そしてカウンセリングの中でクライエントの言葉の中のキーワードを読み取り...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。