w05150 法学概論 第二設題(B判定)

閲覧数1,606
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設 題 成年後見制度について網羅的に論じてください(任意後見制度も含んでください)。
     まず、「成年後見制度」とは。介護保険サービスや障害者サービスの殆どは、措置から契約へと提供の仕組みが変わってきている。しかし、福祉サービスの利用者の中には、「認知症」「知的症障害」「精神障害」等によって、契約等の法律行為が十分に出来ない人達もいる。成年後見制度は、判断能力が不十分で物事の判断が難しい人の権利を擁護する為に、法的に権限を与えられた者が、本人を援助する為の制度である。
     成年後見人制度は、2000年の介護保険制度のスタートに合わせて施行された。高齢化社会への対応、認知症高齢者や知的障害者・精神障害者の福祉施策の充実の観点から、従来の個人を保護する事を目的とした制度に、「自己決定」の尊重、残存能力の活用、ノーマライゼーションの理念を加える事で、柔軟性があり、利用しやすい制度にする事を目的としている。そして、成年後見制度は、「法定後見制度」「任意後見制度」に分ける事が出来る。
    法定後見制度…「法定後見制度」とは、人がある法律行為を有効に行う為には、その行為の結果を判断出来るだけの精神能力が必...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。