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比較文化レポート
題 異文化というテーマをキーワードとして捉え、講義がなされた国々の文化と日本文化を比較・考察し、両文化の類似点、相違点等について自分の考え、意見を纏め明確に記述する。
序
比較文化の講義(以下、本講義)においては、JICEの講師達から様々な国の様子を実体験に基づいて紹介され、日本に住んでいてはなかなか知ることのない各国の実情を勉強する契機となった。本講義の最終レポートとして、特に筆者が興味を持ったスリランカの政治について主にインターネット上の文献を参考にして纏めたいと考える。
筆者がスリランカに着目した理由は立法府、司法府が首都にあり、行政府が首都以外の都市にあることにある。そこで第一章では用語の定義と対象とする文化の限定を行い、第二章ではスリランカと日本の政治体制の比較を行う。第三章では筆者の主張を纏める。
第一章:用語及び対象の定義と限定
本稿で文化を比較及び考察するに当たり、本章では対象とする用語と概念とを学説を中心に定義し限定する(1節)。これはそもそも文化という言葉自体が非常に曖昧であり、何を本稿の対象とするか限定しなければ非常に広範なレポートにな...