プレートテクトニクスで見る日本列島の地学事象(単位取得)(2008年)

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    資料紹介

    単位を取得済みの合格レポートです。プレートテクトニクスとは、大陸移動説、古地磁気研究、海洋低拡大説、マントル対流説など歴代の地球科学研究の成果をもとにして、1967年~70年に構築された考えである。プレートテクトニクスを通じて様々な地学現象が理論的に説明されるとされており、日本の地学事象についても同様に説明できる。プレートテクトニクスの発展が地史を組み立てに大きく貢献したと言われている。

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    プレートテクトニクスとは、大陸移動説、古地磁気研究、海洋低拡大説、マントル対流説
    など歴代の地球科学研究の成果をもとにして、1967年~70年に構築された考えである。プ
    レートテクトニクスを通じて様々な地学現象が理論的に説明されるとされており、日本の
    地学事象についても同様に説明できる。プレートテクトニクスの発展が地史を組み立てに
    大きく貢献したと言われている。

    プレートテクトニクスとは

    プレートテクトニクスとは、地球の表面が、厚さ100kmの10個くらいに分割された板状の
    ブロック(プレート)からできていて、プレート同士が互いに相対運動をして、造山運動、
    褶曲、断層など地殻の様々な構造上の特徴を生じさせている、という考え方である。この
    プレートには地殻のみならずマントルの上部も一部含まれているとされる。

    地震波の研究から、マントル上部に地震波の速度が遅くなる低速度層が見つかったが、こ
    の低速度層よりも上部の地球表層の岩石園をリソスフェアと言い、その厚さは60~200km
    ある。プレートテクトニクスでは、このリソスフェアがプレートそのものと考えられてい
    る。そのすぐ下にある低速度...

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