教科指導にせよ生徒指導にせよ、教師には肯定的(親和的)メッセージと統制的メッセージの両方で生徒と接することが求められるのだと、教育実習中に私は感じた。統制的なメッセージだけだと授業は静かに行われるが、生徒が積極的に自分から関わりを持とうとしにくいし、逆に肯定的メッセージだけでは生徒が十分な指導ができない場合がある。「肯定」と「統制」のバランスをとることは、つまり、「指導」と「援助」のバランスをとることである。
生徒指導は、教育課程の特定の領域ではなく学校教育のあらゆる場において行われるものである。
教育実習において、教科指導と生徒指導の関係について感じたこと
教科指導にせよ生徒指導にせよ、教師には肯定的(親和的)メッセージと統制的メッセージの両方で生徒と接することが求められるのだと、教育実習中に私は感じた。統制的なメッセージだけだと授業は静かに行われるが、生徒が積極的に自分から関わりを持とうとしにくいし、逆に肯定的メッセージだけでは生徒が十分な指導ができない場合がある。「肯定」と「統制」のバランスをとることは、つまり、「指導」と「援助」のバランスをとることである。
生徒指導は、教育課程の特定の領域ではなく学校教育のあらゆる場において行われるものである。学習指導要領では「教師と生徒及...